モテる男のアンチエイジング

(2011/08/24)
moa110824-01.jpg


前回「モテる男の美肌術」でも書きましたが、「ハゲないための脱毛予防」についても同じことをまず最初に。

これをテーマにするには「脱毛予防を語る人=著者が髪の毛がフサフサでなくてはならない」なんて決めつけてはいけません。世の中には見かけハチャメチャな美容ライターもいれば、センスのないファッションコメンテーターも多々お見かけします。ハゲている育毛研究家がいても何の不思議もありません。

「僕のようになったら手遅れですが、もっと早くこの育毛剤を使いましょう」と訳のわからない言い訳をしながら商品を勧めていた偉い先生もおられます。「自分で試せ!」とキツイつっこみが入りそうです。 ただその先生を弁護する意味も含め一つ言えることは、自らの悩みを克服するために研究活動をすることは、至極まっとうな動機であり、継続のためのモチベーションも高く維持できる利点があります。


「ハゲ」について正しく知っていますか?

今ある様々な育毛研究の実験系は、人のハゲに本当に効果があるのかを正確に検証できる実験系とは言い難いものです。動物実験はあくまで動物を対象にしており、決して人のハゲのモデルそのものではありません。まして、髪の毛の伸びるスピードが速くなったというような結果はハゲを治す実体を表しているとはいえません。

人を使っての実験が最も正確なのですが、人に試すためにはそれまでに膨大な基礎実験が倫理的にも要求されます。その膨大な基礎実験が効くかどうかを担保できない動物実験というわけですから、なかなか有効物質にたどりつかない現実があるのだと推察します。そんな訳で、ハゲている育毛研究家は何といっても自ら試すことができるので、ハゲていない研究者より真実に早く近づけるかもしれません。

さて、人はどうしてハゲるのでしょうか?

残念ながらまだその答えは明確にはなっていません。わずか十年前までは髪の栄養が足りないからだと信じられており、髪に栄養を与える育毛剤が幅を利かせていました。しかし、ハゲている人は決して髪の毛が生えないわけではありません。ハゲの人の頭部をよく観察すると、全くツルツルではなく細かな産毛が生えていることがわかります。


《重要ポイントその1》 つまり、産毛であろうと髪の毛は生えているのです。


→知っておきたい「ヘアーサイクル」

筆者紹介

日置 正人 Hiki Masato
医療法人紘祥会 理事長
メディオン美容皮膚クリニック院長
医学博士
1955年生まれ。1981年大阪市立大学医学部卒業。1988年大阪市立大学大学院医学研究科卒業。同年城東中央病院内科部長を経て、1993年日置医院開設。2002年メディオン美容皮膚クリニック開設。
臨床では、皮膚科・小児科・内科を開業する一方、アトピー性皮膚炎、円形脱毛症、美容に至るまで幅広い研究活動を展開。「炭酸パック(CO2ジェル)」の開発者として知られ、美容皮膚、育毛などアンチエイジングの分野で独自の理論を展開、数々の実績をあげている。
http://www.medion-clinic.jp

(左)『ミトコンドリア不老術』(日置正人著)
(右)『炭酸美肌術』(日置正人著)

 

back number

HOME
presented by 幻冬舎メディアコンサルティング