コンサルと手を切る10のステップ

(2012/1/10)
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成果を100%約束できる
経営コンサルタントはいない!?


経営者が、私たち経営コンサルタントに求めていることは何でしょうか? おそらくそれは売上を上げることであり、利益を増やすことという意見が多いように思います。

ところが! 何と驚くことに! 経営コンサルタントには、このようなことを明確に約束できる人がいないのが現状です。

私自身、同じ経営コンサルタントでこれらのことをふたつ返事で約束できる人に会ったことが一度もありませんし、そういう人がいるということも聞いたことがありません。

試しに、あなたの身近にいる経営コンサルタントに聞いてみてください。

「あなたは、売上を上げることを100%約束できますか?」
「あなたは、利益を増やすことを100%約束できますか?」

おそらく、「はい」とふたつ返事で約束できる経営コンサルタントにはなかなかお目にかかることができないと思います。 やる前から、できない理由をそれとなく話し、自分に責任がないようにうまく逃げる人ばかりではないでしょうか。

経営コンサルタントをしている私が言うのも何ですが、情けないことに有名無名を問わず口先ばかりのコンサルタントばかりです。自分が儲けることしか考えていません。 また、これは来月に話をしますが、税理士も同じです。本当に顧問先のことを考えている税理士のいかに少ないことか。 経営者の方には本当によく見極めて欲しいと願うばかりです。

話を戻しますが、なぜ、コンサルタントが売上アップや利益アップ、経営改善を100%約束できないのか。その理由がわかりますか?

答えは一つです。
「絶対」といえるだけの自信がないからです。

世の中のコンサルタントのほとんどがサラリーマンコンサルタントであり、かつ会社経営の経験がないから、本当に自分の手法やノウハウでうまくいくかどうかの自信がないのです。 絶対といえる自信がないのに約束するわけにはいきません。 約束してもし失敗すれば、サラリーマンですから解雇されるのがオチです。

中小企業診断士には、独立コンサルタントとしてやっている人もいますが、その多くは弱小零細企業です。経営のノウハウを熟知している専門家の多くがなぜ零細企業に留まっているのか。不思議に思いませんか?

手法やノウハウだけでは、会社経営はうまくいかないのです。

また、中小企業診断士がすべての手法やノウハウを知っているわけではありません。診断士なのですから。 診断士が売上を上げたり、利益を増やしたりすることができる経営のプロとは限らないのです。まして、会社を黒字にすることができる診断士はひと握りだと思います。


→会社は誰のものか? なぜ存在するのか?

筆者紹介

椢原 浩一 Koichi Kunihara
KRBコンサルタンツ株式会社 代表取締役社長
認定事業再生士(CTP)1964年大阪府生まれ。近畿大学を卒業後、株式会社キーエンスを経て、27歳の時に経営コンサルタントの世界に。1999年から会社再生、事業再生に本格的に取り組み始める。
2005年にKRBコンサルタンツ株式会社設立。1社でも多くの会社を立て直し、経営者と従業員の生活と人生、財産を守ることに日々全力投入している。会社を再生させるだけでなく、売上アップや組織に活力を与えるその再生手法に、再生企業経営者から絶大な信頼を得ている。
http://www.krbcg.co.jp/

(左)『銀行交渉がうまくいく返済猶予成功術』(椢原浩一著)
(右)『一年で黒字を実現する赤字企業再建術』(椢原浩一著)

 

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